こんにちは!
オーガニックボックスです!
3月末に販売スタートした、フルーツジュースが、おかげさまで完売となりました!
私たちが栽培したぽんかん100%のフルーツジュース。販売まで、様々な道のりがあり、たくさんの方のご協力があって商品化することが出来ました。
https://organicbox.shop-pro.jp/?pid=173544717
2022年5月に農業(柑橘畑)をスタートさせ、無我夢中で栽培をしていた私たちですが、約1.5トンの収穫見込みのあるぽんかんたちを無駄にせず、何とか商品化に出来ないかと考えていました。
ぽんかんたちは、収穫の時期を待ってはくれません。また、収穫後の日持ちは、長くても約1か月ほど。
とにかく行動!!
の私たちは、細かい計画を立てる事なく、繋がったご縁と好奇心のみで農業をはじめ、収穫した柑橘たちをどうするのか、具体的な卸先や加工先も決まらないまま過ごしていました。
そんな中、お世話になっているハーブ園さんから、ジュースなどの加工を手掛けるフルーツバスケットさんをご紹介頂き、話を聞いて頂ける事に!
フルーツバスケットさんは、オーガニック宅配業界のパイオニア、大地を守る会(オイシックス・ラ・大地を守る会株式会社)の100%子会社で、有機や減農薬の農産物をベースに、様々な加工食品を開発されています。
なんと!なんと!
オイシックスと大地を守る会は、個人的にもう何年も会員になっていまして、毎週注文をお願いしていた会社でもありました!
知らず知らずに、フルーツバスケットさんの商品を愛用していた我が家。しかも、工場が近場にあったと知り、ご縁を感じずにはいられませんでした。
初回の打ち合わせの日は夕方でしたので、恐縮ながらも子供たち3人を引き連れ伺ったのですが、
なんと、担当して頂いたのが、代表取締役の戎谷さん!他にも営業部長の藤間さんなどトップの方々がお話を聞いて下さりました。
当時は、自分たちの育てた柑橘が、ジュースや加工品になるかもしれない!!と、のんきな私たちは、ワクワクしかなかったのですが、
フルーツバスケットさん側は、たくさんの不安要素があったとか。笑
詳しくは戎谷さんのブログにて↓
https://www.fruitbasket.jp/blog/?p=8763
実際に、
加工スケジュールの問題
加工代や人件費など、かかるコストの問題
ロット数が多いため、販売力の問題
などなど、問題は山積み。
特に、加工スケジュールが1番の難題で、打ち合わせをした日にはすでに、スケジュールが埋まっている状態でありました。
それもそのはず!
年末〜年明けにかけては、柑橘の収穫シーズン。
毎年お馴染みの農家さんがすでに予約してある中、私たちが新たに入り込める日が無いとのこと。
当初は、今年はジュースの試作のみ、来年収穫の分を加工しましょうとの提案でしたが、
最初に書いた通り、
もう数ヶ月後には約1.5トンのぽんかんを収穫する予定でいましたから、こちらも引き下がれません!笑
なんとか、なんとか!
無理にお願いし、調整して頂き、2/3の節分の日に加工して頂けることになりました!
さらに、ひょんな事から、工場を見学、更に皮むき体験までさせて頂けることになり、私たちのワクワクは最高潮!!
2/3の加工日当日は、
これまたご縁で繋がった、
カメラマンのゆうたくん、
https://instagram.com/yuta_photo29?igshid=NTc4MTIwNjQ2YQ==
パッケージ担当のみきちゃん
https://instagram.com/mikitomioka?igshid=NTc4MTIwNjQ2YQ==
も一緒に4人で工場に潜入〜〜〜
様々な工程を説明して頂き、たくさんのスタッフさんが携わってくれている事、工場とはいえ、手作業で行う工程が多い事、きちんとした安全管理など、たくさんの事を学びました。
なんと言っても、ぽんかんが搾られ、瓶にジャーっと充填されて並ぶ姿は本当に面白いっ!!
すごい!すごーーーい!と大興奮の一日でした。
その時の動画はコチラ↓
https://www.instagram.com/p/Cq9YFU8rKQ8/?hl=ja
出来上がったジュースは、甘さだけではなく、酸味、苦味と奥深い味。高級ホテルで出てくるようなドロっと濃厚なジュースに仕上がりました!
一口飲んでパッと頭に浮かんだのは、
こういうジュースって、特別な日に飲みたくなるけど、このジュースを飲んだその日が特別な日になる!そんな予感でした。
つけたキャッチコピーは
“ハレの日になるジュース”
まさしく、一杯飲んだ日の特別感といったら。飲んで頂いた方はきっと体験して頂いたことでしょう!
収穫から加工までを撮影、編集してくれたゆうたくんはなんと、うちの畑の目の前がご実家というご縁。何度も畑にきて納得するまで撮影するというストイックさ。
パッケージ担当のみきちゃんには、もうみきちゃんの感性のまま、そのまま自由に描いてもらう事に。
ジュースの味からイメージした色、形をモチーフにデザイン。甘さ、酸味、苦味などいろいろな味が次から次へとやってくる「楽しさ」が表現されています。
とーーーってもあたたかくて可愛いデザイン!
こうして、たくさんの方たちのご協力で出来上がったジュースですが、倉庫に箱が山積みになった時には、さすがの私たちも
この子たち、
売り切れるか、、、、、、、、
と不安になりましたが、笑
おかげさまで約3ヶ月で完売となりました!
ジュースを飲んだ時のお客さまの笑顔、
お土産にするー!内祝いに!とお求め頂いたり、
エネルギーチャージ出来た!と一杯飲んで元気になっちゃったお客さまも。
会うたびに”ハレの日になるジュース”とキャッチコピーを口ずさんでくれるご夫婦。
妊娠中の娘さんのビタミン補給にとの贈り物や、
お子ちゃまたちがゴクゴクと飲み干す姿。
本当にたくさんの笑顔が溢れて、こんな時が本当になんとも言えない満たされた瞬間で。
オーガニックボックスファームでの栽培、柑橘農家としての醍醐味を最大限に味わった瞬間でもありました。
“ハレの日になるジュース”
また会える日をお楽しみに!!!!!!
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