節分前に子供たちと一緒に仕込んだ手作り味噌。
梅雨入り前に天地返しする予定でしたが、梅雨ど真ん中になってしまいました。
オーガニックボックスです!
今年は早々に梅雨入りしましたね。
気象庁によると、東海地方では平年に比べ21日も早い梅雨入りとなったそう。
観測史上2番目に早いのだとか。
ジメッと、湿気も多く、
お洗濯物も乾かないし、
髪の毛もぼわっとなるし、
おまけに梅雨の匂いって悪阻を思い出す。。。
何だか、
いいイメージのない梅雨ですが、
これから迎える盛夏時に必要な農業用の水などを蓄えるとても重要な時期なんだとか。
作物にとっては、恵みの雨って事ですね!
そう考えると、梅雨のイメージも変わります。
さてさて、
お味噌もそろそろ天地返しです。
お味噌は基本、仕込んだら、
じーーーーーっと待つのが鉄則。
気になっても気になっても、
冷暗所にて、
じーーーーーーっと置いておくのです。
何度も蓋をあけて覗いてしまうと空気が入り、失敗の原因に。
がまん。がまん。がまん!
ですが、
お味噌も発酵食品なので、一度だけ天地返しをする事で、
大豆を空気にふれさせ、微生物の働きを活発にする事で発酵を促し、お味噌の風味をアップさせます。
上手に出来てるかな?
と言う点検の意味合いもありますね。
まず、蓋、ラップを外したら、カビをスプーンで綺麗に取り除きます。
ふちにある白いのがカビです。
表面がうっすら白っぽくなるのは産膜酵母と言う酵母菌で、人体に害は無いのでそのまま混ぜます。
産膜酵母は、ぬか床の表面にも良く出来るのですが、乳酸菌が増え、上手に発酵が進んでいる証拠でもあります。
混ぜ込む事で旨味がアップしますね!
因みにですが、
手作り味噌を作る上では、多少のカビはつきもの。どんなにしっかり消毒しても、ふちのあたりに必ずと言っていいほど出てきます。
なので、カビが生えたから失敗!
ではないのでご安心を。
ただ、緑や黄色など、色の付いたカビを見つけたら要注意!早々に取り除く必要があります。
カビをスプーンで綺麗に取り除いたら、
手をしっかり洗い、表面から順に丸めて味噌玉を作ってボウルに入れていきます。
この時、表面部分の味噌玉と、底部分の味噌玉とが分かるようにしておきます。
写真の右側が表面部分の味噌玉、
左側が底部分の味噌玉。
発酵度合いが違うようで、色も何となく違うような…
容器が空になったら、洗って乾かし、焼酎で消毒します。
消毒した容器に、表面部分の味噌玉が下になるよう、順に打ち付けながら入れていきます。
底部分の味噌玉が上に来たら手でしっかりと押さえ込み空気を抜くようにし表面を綺麗に平らにしていきます。
容器のまわりに付いたお味噌を拭き取ったら、表面に塩を振って(特にふちのあたり)ラップ、蓋をしたら、
天地返し終了です!
お味噌の色もまだ薄く、まだまだ熟成が必要ですが、食べてみるとちゃんとお味噌の味がしました~~♡
ここから3ヶ月後に完成、来年の冬まで熟成させればもっと美味しいお味噌に!
お味噌の仕込み方や天地返しのやり方は人それぞれ。
ご自宅の温度や湿度などの環境によっても発酵度合いやカビの生え方も変わってきます。
試行錯誤しながらオリジナルの方法を考えていくのも楽しみのひとつですね!
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