娘の左ひざには、
「カンコンチョーリーチー」という名前のベトナム人が住んでいるようです。
オーガニックボックスです!
独自の世界観、個性を持つ6歳の末っ子長女のちゃーちゃん(愛称)。
ちなみに、右ひざには「チュウチュウ」というフランス人が住んでいるようで、一日に一回だけ2人でダンスを踊るみたいです。
たまに、
左ひざと右ひざを合わせて、
「今カンコンチョーリーチーとチュウチュウはデートしてるんだよ〜〜」
と教えてくれたり。
娘のひざの上で、
こんなポーズもしているようです!笑
そんなちゃーちゃんも春から小学一年生に。
黄色い帽子をしっかりかぶって、毎朝元気にお兄ちゃんたちと登校しています!
元気いっぱいの子供たちは、畑のお手伝いもよくしてくれています。
草を刈ったり、
畑を耕したり、
時々遊んで、
種もまいたり。
まいた種は芽を出し、
もうじき畑に植え付けをします。
トマト、ナス、きゅうりなどの夏野菜を色々まいてみました!
オーガニックボックスファームでは、種も有機種子の固定種を選んでいます。
野菜の種は大きく分けて「固定種」と「F1種」の2種類があります。
固定種とは、親から子、子から孫へと野菜の形質が受け継がれている種のことを指します。
一番よくできた野菜を選んで種を採り、その種を蒔いて育てた中からまた一番よいものを選んで種を採り、といったことを何代も繰り返して品種改良したものです。昭和30年代頃までは、ほとんどの野菜が固定種で、農家さんは自家採種しながら、栽培をしていました。
長い時間をかけて気候や風土に適応し、その土地にしっかり根づいたものですから、肥料や農薬に頼りすぎずに栽培ができますし、種を採って毎年再生産し続けられます。ただし、形や大きさはばらばらで、多様性のある個性的な野菜になります。
一方のF1種は、人為的につくられた一代限りの雑種です。別系統の野菜を掛け合わせると、一代目のときだけに現れる雑種強勢によって、野菜の成長が早くなり収穫量も増えます。さらに一代目は両親の優性形質だけが現れるため、形や大きさも揃う性質を持っています。しかし、このような性質を持つのは一代限りで、自家採種したとしても二代目、三代目のメリットはありません。現在の日本では、スーパーに並ぶ野菜のほとんどがF1種だそうです。
昔ながらの個性的で不安定な「固定種」と大量生産、安定供給のメリットを背景に広まった「F1種」広い視野で比べたら一概にどちらが良いとは言い切れませんが、
子供に個性があるように、OrganicBoxFarmでは固定種を選択したいと思っています!
娘のカンコンチョーリーチーも、素敵な個性!
時は令和!多様性の時代ですから、これからも大切にしていきたいです。
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OrganicBox
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