今年の5月からスタートした
「OrganicBoxFarm」
レモン、ポンカン、早生みかん、夏みかんなどなど、実が大きく色づきはじめ、順番に収穫もはじまっています!
農薬、化学肥料、除草剤、動物性の有機肥料は一切使用せず、草を刈り、農薬の代わりにお酢を散布しながら、大切に栽培しています。
肥料は、米ぬかのみ。
除草剤も使わないので草刈りも、もちろん自分たちで。
雨が降りお天気も良いと、とくに夏場はどんどん伸びるのですが、土の中の微生物を育てるため、わざと根元から10cmほど残して草を刈ります。
また、柑橘農家の天敵、カミキリムシが木に穴をあければ、針金を使って対応と、原始的な方法ですが「安心、安全」な柑橘をお届けしたい!
と、試行錯誤しながら挑戦中です!
農業をスタートさせてから、大仁の自然農法博士や、愛媛の柑橘農家さんなどなど「無農薬、自然栽培、オーガニック」をキーワードにたくさんの方たちが繋がって下さり、出逢い、繋がりに改めて感謝しています。
繋がって下さった方たちからは、技術的な面でも色々と教わるのですが、一番印象的だったのは、
毎年、みかんが花を咲かせると、嬉しくて畑のど真ん中で泣いてしまう。
と言う話や、
台風が来て、木が倒れかかると、今、お父さんが助けるからねーー!と言いながら紐で引っ張る。
と言うエピソード。
技術面も大切ですが、我が子のように思いながら栽培する気持ちには敵わない。
改めてそんな事を感じました。
そして、
果樹は、無農薬への転換が難しいようで、ポンカンは特に、全部木が枯れてしまう可能性が高いと言われています。無農薬への切り替えに挑戦したポンカン農家さんが、断念した事例を多く知っているんだとか。
小さいな苗の頃から、無農薬でたくましく育った木と違い、農薬で害虫から守られ、化学肥料でたっぷり栄養をもらっていた木が、急にそれがなくなってしまうわけですから、みるみる木が弱っていくのは想像できます。
それでも何とか、生命力を信じ、自然の摂理に従ってたくましい木に育てられるように夫婦2人で頑張りたいと思います!
大変な作業も多いのですが、
レモンの木を切るととびっきりいい香りがすること、
太陽の眩しい光で背中が温かくなって、
葉っぱの緑色が癒しを与えてくれることや
適度な雨がこんなにもありがたいこと。
草刈りをすると顔中が草だらけになって、
季節ごとに色んな虫たちが遊びにくる。
普通に生活していたら、なかなか分からなかったことを知って、
自然って何て素晴らしいんだろう!!!!!!
と、思う私でした。
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OrganicBox オーガニックボックス